肩こりについて

多くの人が悩まされる肩こり。
ひどくなると腕が上がらないなんてことにもなります。
今回はそんな肩こりについてお話ししたいと思います。

目次

肩こりになる原因

一言で肩こりと言っても原因はたくさんあります。
まずは肩こりの原因からご紹介いたします。

①食べすぎ

食べすぎることにより身体の処理限界で胃がオーバーワークとなります。
左肩の場合は胃の働きすぎが原因で
右肩の場合は肝臓の働きすぎが原因となります。
胃や内臓が働きすぎると肩甲骨辺りの背中が盛り上げり、結果として肩こりに繋がります。

②身体の構造の問題

これは筋肉が少ない女性に多い原因です。
人間の頭はボーリングの玉くらいの重さがあります。
(5~6キロ 11ポンドから13ポンドくらいのおもさです)
それだけの重量を支えるために首や肩を使います。
特に猫背の方は頭が通常より前に突き出ている格好になるので
より首や肩を酷使していることになります。

③目の疲れ

肩こりは肩甲骨まわりの筋肉以外にも
鎖骨や大胸筋も影響しています。
目が疲れると首の筋肉(胸鎖乳突筋)が張ります。
胸鎖乳突筋は鎖骨、大胸筋まで繋がっているので肩こりに発展します

④偏り疲労・冷え

手や指、腕ばかり使う仕事の方の肩こりは偏り疲労が原因と考えられます。
また指先の冷えや、手首、肘などの間接の冷えからも肩こりになってしまします。

原因が分かったところで次は改善策です。
色々な原因に効果的なもの
各原因にあわせたもの
を紹介いたします。

いろいろな原因に効果的なもの

運動

運動は肩こり改善に効果があります。
肩こり時はリンパ液の流れが滞っているので
リンパ液を流してあげることで改善へ繋がります。
リンパ液は血液の1.5倍の量があり、
心臓のようなポンプの役割を果たす機能もありません。
つまり身体を動かして滞っていたリンパ液を流し改善へと繋げていくのです。

水を飲む

水分をとるのではなく水です。
食べすぎ、飲みすぎによる内臓の処理限界によって血液は汚れていきます。
汚れた血液を脳に回さないようにするため肩こりが起こります。
四十肩なども同様です。
なので水をしっかり飲むことで血液をきれいにしましょう。
肩こりが少しずつ改善されていくはずです。

各原因にあわせた対処法

食べすぎ

20時から翌朝の8時までなど半日食事をとらないようにしてみましょう。
内臓を休ませる時間を作ることで食べすぎによるダメージを回復させてあげます。

身体の構造の問題

鎖骨のくぼみに蒸しタオルを当てて温めましょう。
順番は右側を温めてから左側です。
血液は左からのぼって右におりていきます。
まずは右側を温めて血液をおろすイメージで温めてみてください。

目の疲れ

蒸しタオルを使って目を温めましょう。
頭や目、肝臓の疲れも取れていきます。

偏り疲労、冷え

手首や肘にサポーターを付け、温めてあげましょう。
また手だけ、指だけお湯につける手浴、指浴も驚くほど効果が出ます。

今は肝臓の解毒の時期となっています。
人間は寒さに耐えるために血液にとろみをつけて保温します。
さらさらの液体よりとろみのあるラーメンのスープの方が温かさは持続しますよね?
なので春になり気候が暖かくなると血液はサラサラになり始めます。
冬の間にため込んでしまった老廃物を解毒し始めるのです。
また肝臓を元気にするのは酸味のあるものです
酢の物、柑橘類などクエン酸をとって肝臓を元気にしてあげましょう。
肩こりも改善へと向かいます。

※注意点
改善策としてマッサージを行う方も多いとは思いますが逆効果になる場合があります。
マッサージによって一時的に良くなっても
筋繊維が破壊されることによって症状は悪化します。
外界からの刺激から自分の体を守るために皮膚がより硬くなります。
マッサージを行う場合は揉む、押すなどではなく
撫でるようなマッサージを心がけてください。

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